目に見える、喜びと成長。
くつの縫製/2021年入社江良汐里
居心地の良さは、笑顔で作る。
縫製課課長/1997年入社松井奈美
いつか「Made in Dainan」を、みんなで。
サンプル室/2005年入社長尾真理子
150台のミシンを支える、「なんでも屋」。
保全/2017年入社小野健一
チームがあるから、居場所がある。
裁断/1998年入社浜田洋子
目に見える、喜びと成長。
くつの縫製/江良汐里さん
2021年入社
靴のパーツと、工程数に驚き。
入社して2年目です。今年二十歳になりました。通っていた高校が工業系で、求人を一通り見た際、縫製にも興味があったのでダイナンを受けました。受けたのはダイナンだけですね。ダイナン一直線でした。
元々モノを作るのが好きで、小学生の頃は、女児アニメの変身道具やロボットみたいなものを作っていました。お菓子やティッシュの箱、ラップの芯なんかを切ったり貼ったりして、これとこれを組み合わせたら、ロボットの足になるな、って。考えたことを形にするのが楽しかったんです。
今は、靴の縫製をしています。服が布から出来ていることは、当たり前に知っていたんですけれど、パーツの数がすごく多いのでびっくりしました。パーツの数は一足だけでも、(指を折って数えて)…6つから8つくらい。さらに、1つのパーツにいくつもの工程があります。こんなに手が込んでいるってことを、作るようになって初めて分かったので、良かったなって思います。
街を歩くと、見つかる喜び。
休みは、妹たちを遊びに連れていったりしています。上の子とは趣味が合うので、街に行ったりとか。歩いていると、自然と小さい子の足元に目がいきます。見覚えのある靴を見かけると、もしかしたら自分が手を動かしたものなのかな、って。そう考えると、嬉しくなります。
縫える枚数が、以前より増えているときが楽しいです。成長が目に見えるのはいいですね。作業について、分からないところを聞ける先輩がいるので助かっています。入る前は、黙々と何も喋らないでやるのかな、って思っていたんですが、そうでもなくて。コミュニケーションをとりながら、みなさん笑顔で仕事なさってたので、ギャップというか、いいところだな、と働いてみて感じています。
今のところは、こんな仕事をしてみたい、ということよりは、できることをもっと明確にできるようになりたいですね。後輩が入ってきたら、聞かれたことに対して、要所要所を押さえて、ちゃんと答えられるようになりたいです。同じ作業を繰り返すことが好きな人は、向いているんじゃないですかね。ものづくりが好きな人に、ぜひ来てほしいですね。