_先輩ストーリー
ダイナンが誇る、人と手。

居心地の良さは、笑顔で作る。

縫製課課長/松井奈美

1997年入社

笑顔一つで、なんとかできる。

産休明けから、縫製課で課長をやっております。短大を卒業してから、ずっとダイナンです。仕事は、各班長を取りまとめる役割です。みなさんしっかりしているので、サポートに徹するということが大きいですね。みんなが楽しく、 長く仕事をするためにはどうすべきか?を、日々、葛藤しながら考えています。

外国出身の方も増えてきて、そこに応じてやっていかなければいけないこともたくさんあって。一番大切なのは、やっぱり相手を思いやる優しさですかね。 言葉は分かり合えなくても「一緒に作業しましょうね」というのは笑顔一つでなんとかなったりしますから、とにかく笑う。ははは(笑)。そういうところから、みんなが気持ちよく仕事ができたらいいなって思ってますね。

初めてに、責任を持つ。

復帰して、3年は経ちますね。最初の頃は、子供が熱を出して会社を休むこともしばしばで、課長職なんて何一つできなかったんですね。そんな心細く、申し訳ない気持ちで帰らなきゃいけない時も、先輩のお母さんたちが「子供が一番だから」 「いいよいいよ」って。それにすごく救われたので、結婚出産を控えている人には同じように言いたいです。時々、テレビや街で製品を着ている子を見かけた時は嬉しいですね。子供服は、贈る側も、着せる側も、みんなを幸せな気持ちにさせている。 大事な仕事だなあって感じますね。

縫製は、難しそうに思われて、なかなか選択肢に入らないと思いますが、初めてでも、一からきっちり指導をしますので。 新人研修には「大事な誰かを想って縫う」というのを入れています。これから、どこの誰が着るかわからないものを作るから、最初は、一番身近な誰かに作ってあげましょうね。って。

研修をして、性格や手つきを見て、活かせる作業や部署を考えていきます。柔らかい素材を自分の手で組み立てていく面白さを、一度やってみて、知ってもらえたらと思ってます。社会に出て、初めての会社がうちって、責任重大ですからね(笑)。親御さんもすごく心配してると思うので、居心地がいい、仕事しやすい環境を、これからも作っていきたいですね。