_先輩ストーリー
ダイナンが誇る、人と手。

150台のミシンを支える、
「なんでも屋」。

保全/小野健一

2017年入社

正解がない。だからやってみる。

元から服飾関係ということではなく、以前は家電製造の会社で、不具合品の修理や機械のメンテナンスに携わっていました。
ダイナンは5年目ですね。今は、保全という部署にいます。扱う機械が家電製品からミシンに変わりましたが、不具合が出たら突き止めるような役割は同じです。ミシンも約25種類と色々あって、今見ているのはその中の14種類で、だいたい150台くらいですかね。生地や形に合わせてミシンの設定を調整しています。正解が本当にないので、近づくために、まずはやってみてから考えよう、で動けるところに自由を感じています。

元々、一人で集中してできる仕事が好きで、ダイナンでも専務と保全の先輩、二人から教えを乞いながら自分のペース、やり方で、仕事ができています。男性は10人くらいで、全体の1割ちょっとですね。保全として大切にしていることは「なんでも教えるよ」という姿勢ですね。聞きにきてくれたら、自分の分かる範囲であれば、なるべく理解できるように教えます。

保全を一言で言うと?「なんでも屋さん」、ですかね。去年と同じものを、また今シーズン受注した際、以前よりスムーズに作業者さんが手を動かせているのを見ると、自分の調整がうまくいったんだな、と感じることができます。
「キレイだったよ」「ミシン良かったよ」と言われると嬉しいですね。目立たないけれど、縁の下の力持ちになれていたらいいな。そう思います。全てのミシンの調整を行えている訳ではないので、まだまだ勉強だと思っています。

作業者さんこそ、一番 。

手を動かし、実際に売上を作ってくれるのは、作業者さんなので、作業者さんが一番だと思っています。そのために、聞かれたことに対しては、曖昧な返事をしないことを心がけています。なぜこうした方が良いのか。こうしてはダメなのか。作業者さんが理解できていなかったら、曖昧に教えた側が悪いということですからね。手を動かしてくださる作業者さんたちには、とても感謝しています。

ダイナンに入ってからは、自分の思っているやり方と段取りで、ある程度計画通りに仕事を進められているので家にいられる時間も増えて、充実しています。以前は出張が多かったり、夜勤もあったので。共働きなので、なるべく家事もできればなって。これからも、目立たなくて良いので、何があってもラインを止めないよう、持ち場には責任を持って、生活と仕事を両立させていきたいですね。家では、計画性も何もないですが(笑)。